私の師匠は沖田総司です【上】

天宮さんって幼い顔で背が低いけど、出てるところは出てるんだな……って!!そんなこと考えてる場合じゃないって!!

どうして天宮さん僕の事を師匠って呼んでるの!?

とっ、とりあえず彼女を慰めないと。

……。

泣いてる女の子ってどうやって慰めたらいいの!?

僕、今まで女の子を慰めたことがないよ!

あぁ……今まで女と関わらなかったツキがここできてる。

でも……今さら後悔しても遅いよね。

とりあえず考えるんだ、僕。

女の扱いになれてそうなのは土方さん。

あの百戦錬磨の土方さんなら、この状況をどうするだろう……。

少し考えた後、僕は天宮さんの体を離した。

僕が考えた結果、土方さんならこうすると思った。

「天宮さん……」

名前を呼ぶと涙で潤んだ目が向けられる。

僕は彼女の細い肩を掴むと、そのまま顔を寄せ口づけした。

天宮さんの唇は甘味とは違う甘さがあって、とてもやわらかい。

このまま全部食べてしまいたくなったけど、僕は理性を総動員して唇を離した。