私の師匠は沖田総司です【上】

突然、平助が勢いよく立ち上がった。

「俺ァは心に決めやした!蒼蝶の為に洗濯をしやす!可愛い妹にこれ以上負担をかけられませんぜ!」

「おっ、魁先生よく言った。男の俺でも惚れ惚れするほどかっこいいぜ」

「頑張れよ魁先生ー」

「もちろん、左之さんと新八さんもするんでさァ」

「「なにぃ!?」」

「一人でやっても蒼蝶の二の舞になるのは目に見えてやす。ここは隊ごとに当番制にするのが得策だィ。近藤さん、どうですかィ?」

「ふむ、なかなかいい案だな」

「そうですね。試す価値はあると思います」

「平助にしたらいい案だな」

「いや~、そんな」

褒められた平助が照れたように頭を掻きながら座る。

「ほんま平ちゃんは蒼蝶ちゃんを溺愛してんでな」

溺れる愛と書いて溺愛か。

天宮さん大好き平助にはぴったりの言葉だ。

「蒼蝶を溺愛してる?ふっふっふ、当然だろい山崎君。兄が妹を愛して何が悪いんでさァ!」

うわ……。

平助、さすがにその発言には引くよ。