「本当に本当の本物の天宮さんですか!?」
「はい……。本当に本当の本物の天宮です」
「よかった!!本当に天宮さんが帰ってきた!!」
山野さんが私の両手を握り、上下にブンブン振りました。
あまりに勢いに肩が脱臼しそうですが、山野さんが本当に心配してくれたんだと思うと、振り払うこともできません。
「天宮!!」
「土方さん」
隊士達を掻き分けて土方さんが私の所に来ました。
土方さんの姿を見た瞬間ビクッと体が震える。
「なんでビクビクしてんだよ」
「だって今日、女中の仕事とか色々やらなかったので……。ですが、覚悟はできています!!お説教でも拳骨でも素直に受けます!!けど、切腹だけはどうか勘弁してください!!」
背筋をまっすぐに伸ばしてお仕置きを待っていると、土方さんが「おまえは馬鹿か」と言いました。
そして両肩に土方さんの手が置かれ、土方さんが頭を下げました。
「無事でよかった……」
いつもの土方さんに比べたら小さくて弱い声。そして肩が微かに震えていました。
顔が下に向けられているので分かりませんが、その姿は泣いているように見えました。
「どこも怪我してないか?」
「はい」
「そうか、よかった」
私の頭を撫でる優しい手つき。
そして私を見つめる安堵した表情の土方さんは、普段鬼の仮面に隠れている素顔でした。
「はい……。本当に本当の本物の天宮です」
「よかった!!本当に天宮さんが帰ってきた!!」
山野さんが私の両手を握り、上下にブンブン振りました。
あまりに勢いに肩が脱臼しそうですが、山野さんが本当に心配してくれたんだと思うと、振り払うこともできません。
「天宮!!」
「土方さん」
隊士達を掻き分けて土方さんが私の所に来ました。
土方さんの姿を見た瞬間ビクッと体が震える。
「なんでビクビクしてんだよ」
「だって今日、女中の仕事とか色々やらなかったので……。ですが、覚悟はできています!!お説教でも拳骨でも素直に受けます!!けど、切腹だけはどうか勘弁してください!!」
背筋をまっすぐに伸ばしてお仕置きを待っていると、土方さんが「おまえは馬鹿か」と言いました。
そして両肩に土方さんの手が置かれ、土方さんが頭を下げました。
「無事でよかった……」
いつもの土方さんに比べたら小さくて弱い声。そして肩が微かに震えていました。
顔が下に向けられているので分かりませんが、その姿は泣いているように見えました。
「どこも怪我してないか?」
「はい」
「そうか、よかった」
私の頭を撫でる優しい手つき。
そして私を見つめる安堵した表情の土方さんは、普段鬼の仮面に隠れている素顔でした。


