手拭いを僕の頭に優しく乗せてゆっくりと手を動かし始めた。
「ちょっと、天宮さん……!」
「包帯を巻いてくれたお礼です」
天宮さんが丁寧に髪の水気を取っていく。
僕の髪は短いから、簡単に水気を取ってくれたらすぐに乾くのに、天宮さんは時間を掛けて髪を乾かしてくれた。
目を閉じて髪を拭かれる感触を楽しむ。
ただ髪を拭かれているだけなのに、頭を撫でられてるみたいで気持ちが良い。
気持ち良すぎて、癖になりそう。
「組長」
天宮さんは手をとめて、湿布が貼られた僕の頬を触れた。
「今日、叩いてすみませんでした。本当はもっと早く謝らないといけないって思っていたんですけど、中々言えなくて……。遅くなってごめんなさい」
「君が気にすることないよ。それよりも謝るのは僕の方だ。今日は色々ごめんね。無神経なことを言ったり、自分の命を軽視するような行動をした。
本当にごめんなさい」
「いえ……」
天宮さんの手が頭から離れる。
「終わりましたよ」
「ありがとう」
天宮さんが隣にさっきと同じように座った。
そして再び裁縫を始めようとした手をとめて、僕の方を見た。
「ちょっと、天宮さん……!」
「包帯を巻いてくれたお礼です」
天宮さんが丁寧に髪の水気を取っていく。
僕の髪は短いから、簡単に水気を取ってくれたらすぐに乾くのに、天宮さんは時間を掛けて髪を乾かしてくれた。
目を閉じて髪を拭かれる感触を楽しむ。
ただ髪を拭かれているだけなのに、頭を撫でられてるみたいで気持ちが良い。
気持ち良すぎて、癖になりそう。
「組長」
天宮さんは手をとめて、湿布が貼られた僕の頬を触れた。
「今日、叩いてすみませんでした。本当はもっと早く謝らないといけないって思っていたんですけど、中々言えなくて……。遅くなってごめんなさい」
「君が気にすることないよ。それよりも謝るのは僕の方だ。今日は色々ごめんね。無神経なことを言ったり、自分の命を軽視するような行動をした。
本当にごめんなさい」
「いえ……」
天宮さんの手が頭から離れる。
「終わりましたよ」
「ありがとう」
天宮さんが隣にさっきと同じように座った。
そして再び裁縫を始めようとした手をとめて、僕の方を見た。


