その後も答えられる範囲で龍馬さんの質問に答えていると、彼はフッと笑みを滲ませ空を仰ぎました。
「俺、蒼蝶がいた時代に行きたいよ。宇宙をこの目で見てみたいし、もっと、もっと宇宙のこと知りたい」
憂いを帯びた声。その声はやわらかく流れていた風に流されていく。
「今まで外の世界にばかり憧れてたけど、空の向こうには未来でも解き明かされてない沢山の謎がある。
すげぇな……。本当にこの世界はすげぇよ。いつまでも俺を飽きさせないでくれる」
龍馬さんが私の方に身体を向けました。
そして、地面に置かれていた私の手を取ると、優しく握りました。
「ありがとな。蒼蝶のおかげで、俺の世界が広がった。おまえに会えて本当によかった」
私の手を握る手に力が込められる。すると胸が一際大きく跳ねた。
緊張とは違う胸の高鳴り。
芽生えた感覚は言葉で言い表せない不思議なもので、でもいやな気持ちは一切感じなかった。
何だろうこの気持ち……。
自分のことなのに分からないなんて、変なの。
「……そろそろ帰ります」
本当は組長がいるからあまり屯所には帰りたくない。
でも、遅くなると皆さんに心配を掛けてしまう。
それに部屋に戻ってこの気持ちを考えたかった。
「俺、蒼蝶がいた時代に行きたいよ。宇宙をこの目で見てみたいし、もっと、もっと宇宙のこと知りたい」
憂いを帯びた声。その声はやわらかく流れていた風に流されていく。
「今まで外の世界にばかり憧れてたけど、空の向こうには未来でも解き明かされてない沢山の謎がある。
すげぇな……。本当にこの世界はすげぇよ。いつまでも俺を飽きさせないでくれる」
龍馬さんが私の方に身体を向けました。
そして、地面に置かれていた私の手を取ると、優しく握りました。
「ありがとな。蒼蝶のおかげで、俺の世界が広がった。おまえに会えて本当によかった」
私の手を握る手に力が込められる。すると胸が一際大きく跳ねた。
緊張とは違う胸の高鳴り。
芽生えた感覚は言葉で言い表せない不思議なもので、でもいやな気持ちは一切感じなかった。
何だろうこの気持ち……。
自分のことなのに分からないなんて、変なの。
「……そろそろ帰ります」
本当は組長がいるからあまり屯所には帰りたくない。
でも、遅くなると皆さんに心配を掛けてしまう。
それに部屋に戻ってこの気持ちを考えたかった。


