その後、組長と協力して平助君と斎藤さんを医務室に運びました。
そしたら、医務室で隊士たちの治療していた山崎さんに、かなり怒られてしまいました。
普段、優しい山崎さんの頭に鬼の角が見えた瞬間でした。
土方二号の降臨でしたね。
「組長、申し訳ございませんでした」
医務室からの帰り、私は隣を歩く組長に謝りました。組長はきょとんとした目で首を傾げます。
「私があの時、組長にお願いをしなければ、組長まで山崎さんに怒られなかったんです。ごめんなさい」
「ああ~、そのこと。僕は別に気にしてないから。と言うか、そもそも山崎君が怒る原因を作ったのは僕だ。
平助と一君を気絶させた僕が悪いんだから、君が謝る必要はないよ」
「でも」
「天宮さんは思い詰め過ぎだよ。僕は気にしてないし、むしろ君にお願いされて、よかったと思ってる」
今度は私が首を傾げる番でした。
組長が溜息を吐きながら肩を竦めます。
「僕が山崎君に怒られるのは、いつものことなんだ。
やれ僕の稽古が厳しすぎて怪我人が絶えないだ、もっと隊士を労われだの、ことあるごとにぐちぐちぐちぐち、姑(シュウトメ)かってぐらい喧(ヤカマ)しいんだ。
山崎君に怒られた回数なんて両手両足使っても足りないよ。だから僕は彼に怒られるのは馴れっこなの」
「はあ」
そしたら、医務室で隊士たちの治療していた山崎さんに、かなり怒られてしまいました。
普段、優しい山崎さんの頭に鬼の角が見えた瞬間でした。
土方二号の降臨でしたね。
「組長、申し訳ございませんでした」
医務室からの帰り、私は隣を歩く組長に謝りました。組長はきょとんとした目で首を傾げます。
「私があの時、組長にお願いをしなければ、組長まで山崎さんに怒られなかったんです。ごめんなさい」
「ああ~、そのこと。僕は別に気にしてないから。と言うか、そもそも山崎君が怒る原因を作ったのは僕だ。
平助と一君を気絶させた僕が悪いんだから、君が謝る必要はないよ」
「でも」
「天宮さんは思い詰め過ぎだよ。僕は気にしてないし、むしろ君にお願いされて、よかったと思ってる」
今度は私が首を傾げる番でした。
組長が溜息を吐きながら肩を竦めます。
「僕が山崎君に怒られるのは、いつものことなんだ。
やれ僕の稽古が厳しすぎて怪我人が絶えないだ、もっと隊士を労われだの、ことあるごとにぐちぐちぐちぐち、姑(シュウトメ)かってぐらい喧(ヤカマ)しいんだ。
山崎君に怒られた回数なんて両手両足使っても足りないよ。だから僕は彼に怒られるのは馴れっこなの」
「はあ」


