龍馬さんは黙ってしまいましたが、すぐに私の名前を呼びました。
「身体を鍛えるために剣術の稽古をするのは構わねえけど、人を斬る為に剣術の稽古はするなよ」
いつになく真剣な龍馬さんの言葉に、私は言葉が出なくなりました。
龍馬さんは足を止め、私の方に顔を向ける。
「おまえはもう、人を斬るな」
「……」
私は顔を伏せ、龍馬さんから目線を逸らした。
「それは……お約束できません。私には護るべき人がいます。その人の命が危なくなったら、刀を使って私がその人を護らないといけません」
それに新選組に身を置いている以上、人を斬ることは避けられない。
今の時代、大切な人や自分を護るには敵の命を奪う必要がある。
避けては通れない道だ。
「また、辛い思いをするぞ」
「覚悟はできています」
はっきりそう告げると、龍馬さんはそれ以上何も言わなくなりました。
沈黙の中、聞こえてくるのは町の声だけ。
私は黙ったまま、龍馬さんの背に顔を埋めました。
「身体を鍛えるために剣術の稽古をするのは構わねえけど、人を斬る為に剣術の稽古はするなよ」
いつになく真剣な龍馬さんの言葉に、私は言葉が出なくなりました。
龍馬さんは足を止め、私の方に顔を向ける。
「おまえはもう、人を斬るな」
「……」
私は顔を伏せ、龍馬さんから目線を逸らした。
「それは……お約束できません。私には護るべき人がいます。その人の命が危なくなったら、刀を使って私がその人を護らないといけません」
それに新選組に身を置いている以上、人を斬ることは避けられない。
今の時代、大切な人や自分を護るには敵の命を奪う必要がある。
避けては通れない道だ。
「また、辛い思いをするぞ」
「覚悟はできています」
はっきりそう告げると、龍馬さんはそれ以上何も言わなくなりました。
沈黙の中、聞こえてくるのは町の声だけ。
私は黙ったまま、龍馬さんの背に顔を埋めました。


