私の師匠は沖田総司です【上】

「なるほど。天宮が隣にいたからよく寝れたか。だったらこれから寝るときは天宮の部屋に行く「絶対にダメでさァァ!」冗談だよ」

土方さんの言葉を遮ったのは平助君です。

まだ私に抱き着いています。

「本当、平助は天宮のことになるとムキになるんだな」

「チビ同士気が合うんじゃないか?」

「永倉さん、チビで悪かったですね。今日の永倉さんのおかずは少なくしておきますよ」

「ごめんなさい、天宮様。この通りですから許してください」

永倉さんが土下座をして謝ってきます。けど、おかずを減らしますからね。

チビにチビと言う単語はトップクラスの禁句なんです。今日一日空腹に耐えるがいいです。

「とりあえず、事件は解決したんだ。そろそろ飯にしないか?みんな腹が減っただろ」

「そう言えば確かにそうですね」

「じゃあ、朝食としますか」

「あ~、これで一件落着や。副長、後で医務室来てな。首の後ろめっちゃ強く殴ったさかい」

「山崎、もう少し手加減してくれよ。仕事にならなかったらどうするつもりだ」

「すまんすまん。でも、副長やったら大丈夫や」

皆さんが私の部屋から出て行きます。

ああ、やっと嵐が過ぎ去りました。