土方さんと平助君たちの間に緊張した空気が流れます。
思った以上に大事(オオゴト)になってしまいましたね。
これからどうなるんでしょう。何となく楽しみです。
しばらく土方さんの腕の中でじっとしていると、悲痛な顔をした近藤さんが一歩前に出てきました。
「トシ、今までおまえばかりに仕事をさせてすまなかった。疲れてたんだな。だからこんなことをしてしまったんだろ?」
なにやら近藤さんが語り始めましたね。
「俺が悪かった。だから天宮君を離してやってくれ。彼女は何も悪くないんだ、な?」
それから近藤さんは、切々と土方さんとの思い出を語り始めました。
説得を受けている土方さんは、どうすればいいのか分からないらしく、さっきとは別の意味で狼狽えています。
「おいおい、これどうしたらいいんだよ……」という感じの心の声が聞こえてきそうです。
そして平助君を筆頭に、他の皆さんは私を救い出す隙を伺っていました。
カタッ。
上から何かが外れる音が聞こえました。
そして次の瞬間
「蒼蝶ちゃんを離すんや、副長!!」
「ぐふっ!?」
生きのいい関西弁と共に、土方さんの奇妙な声が部屋に響き渡りました。
土方さんの体がグラッと傾くと、突きつけられていた師匠の刀が私の体に迫ってくる。
刀の当たる、と思って身構えると、背後にいた人影が素早く刀を払い、私の体を支えてくれました。
目にも止まらぬ速さで起きた救出劇。
それをやってのけたのは
「大丈夫か?怪我とかしてへんよな」
監察方兼医者の山崎烝さんでした。
思った以上に大事(オオゴト)になってしまいましたね。
これからどうなるんでしょう。何となく楽しみです。
しばらく土方さんの腕の中でじっとしていると、悲痛な顔をした近藤さんが一歩前に出てきました。
「トシ、今までおまえばかりに仕事をさせてすまなかった。疲れてたんだな。だからこんなことをしてしまったんだろ?」
なにやら近藤さんが語り始めましたね。
「俺が悪かった。だから天宮君を離してやってくれ。彼女は何も悪くないんだ、な?」
それから近藤さんは、切々と土方さんとの思い出を語り始めました。
説得を受けている土方さんは、どうすればいいのか分からないらしく、さっきとは別の意味で狼狽えています。
「おいおい、これどうしたらいいんだよ……」という感じの心の声が聞こえてきそうです。
そして平助君を筆頭に、他の皆さんは私を救い出す隙を伺っていました。
カタッ。
上から何かが外れる音が聞こえました。
そして次の瞬間
「蒼蝶ちゃんを離すんや、副長!!」
「ぐふっ!?」
生きのいい関西弁と共に、土方さんの奇妙な声が部屋に響き渡りました。
土方さんの体がグラッと傾くと、突きつけられていた師匠の刀が私の体に迫ってくる。
刀の当たる、と思って身構えると、背後にいた人影が素早く刀を払い、私の体を支えてくれました。
目にも止まらぬ速さで起きた救出劇。
それをやってのけたのは
「大丈夫か?怪我とかしてへんよな」
監察方兼医者の山崎烝さんでした。


