『そろそろ、僕、疲れたから寝るね。蒼蝶のこと、頼んだよ』
意識を蒼蝶に返そうとしたら一君が「待て」と言った。
「アンタのことは何と呼べばいい」
『僕か。そうだな……』
沖田総司は絶対ダメだからな。
不意に高杉の言葉が蘇った。
アイツ、蒼蝶の事を夜叉姫とか呼んでいた。
夜叉……。
蒼蝶を守る夜叉。
『僕のことは“蒼夜叉(アオヤシャ)”とでも呼んでよ』
「蒼夜叉ね、ふ~ん……」
『じゃ、頼んだよ』
僕は再び蒼蝶の意識の奥深くへと戻った。
意識を蒼蝶に返そうとしたら一君が「待て」と言った。
「アンタのことは何と呼べばいい」
『僕か。そうだな……』
沖田総司は絶対ダメだからな。
不意に高杉の言葉が蘇った。
アイツ、蒼蝶の事を夜叉姫とか呼んでいた。
夜叉……。
蒼蝶を守る夜叉。
『僕のことは“蒼夜叉(アオヤシャ)”とでも呼んでよ』
「蒼夜叉ね、ふ~ん……」
『じゃ、頼んだよ』
僕は再び蒼蝶の意識の奥深くへと戻った。


