蒼蝶の為にもコイツとはあまり関わらない方が良いかもね。
さっさと情報が書かれた手紙を回収して、屯所に戻ろう。
殺気を消し、鯉口を切っていた刀から手を離した。
『じゃあ、僕は用が済んだら帰るよ』
僕は地面に倒れる男の懐を探った。
確かコイツが手紙を持っていた筈なんだけど。
『あれ?』
無い?
僕はもっと奥まで探ったけど、手紙は見つからなかった。
コイツで間違いないのにどこに行ったんだ?
「お姫様が探しているのはこれか?」
高杉の方を見ると、奴の手には僕が探している物が握られていた。
いつの間に捕ったんだろうね……。
『そう、それ。それを僕にくれる?』
「イヤだ、と言ったらどうする?」
『意地悪しないでくれるかな。僕は無駄に争いたくないんだ』
蒼蝶の為にもね。争って怪我したら大変だ。
この子には怪我をして欲しくない。
「クックック、さっきあれだけ人を殺しておいて、争いたくないとは、つれないお姫様だ。
面白いねェ。益々、このままサヨナラしたくねェな」
高杉がニヤッと口の端を釣り上げた。
その瞬間、新たな殺気が現れる。
「お姫様、いや、普通の姫じゃねェな。
……夜叉姫。
これが欲しかったら力尽くで奪ってみな。せっかく仲間が手に入れた敵の情報だ。簡単に渡す訳にはいかねェからな!」
『さっきまでそこにいて、仲間を見殺しにした奴が笑わせるよ』
どうやらコイツとの戦いは避けられないみたいだね。
僕は再び刀を抜いた。
さっさと情報が書かれた手紙を回収して、屯所に戻ろう。
殺気を消し、鯉口を切っていた刀から手を離した。
『じゃあ、僕は用が済んだら帰るよ』
僕は地面に倒れる男の懐を探った。
確かコイツが手紙を持っていた筈なんだけど。
『あれ?』
無い?
僕はもっと奥まで探ったけど、手紙は見つからなかった。
コイツで間違いないのにどこに行ったんだ?
「お姫様が探しているのはこれか?」
高杉の方を見ると、奴の手には僕が探している物が握られていた。
いつの間に捕ったんだろうね……。
『そう、それ。それを僕にくれる?』
「イヤだ、と言ったらどうする?」
『意地悪しないでくれるかな。僕は無駄に争いたくないんだ』
蒼蝶の為にもね。争って怪我したら大変だ。
この子には怪我をして欲しくない。
「クックック、さっきあれだけ人を殺しておいて、争いたくないとは、つれないお姫様だ。
面白いねェ。益々、このままサヨナラしたくねェな」
高杉がニヤッと口の端を釣り上げた。
その瞬間、新たな殺気が現れる。
「お姫様、いや、普通の姫じゃねェな。
……夜叉姫。
これが欲しかったら力尽くで奪ってみな。せっかく仲間が手に入れた敵の情報だ。簡単に渡す訳にはいかねェからな!」
『さっきまでそこにいて、仲間を見殺しにした奴が笑わせるよ』
どうやらコイツとの戦いは避けられないみたいだね。
僕は再び刀を抜いた。


