「なんだ…?」

ふと視界に人影がはいる。

でも
今だこの空間は
薄暗くそして静寂を保っていた。

「誰か…いるのか?」

すると…
突然泣き声によって静寂が崩れる。

「え…」
そこで
僕は気づいた。

僕がいる…
そして
母さん父さんも…

泣き声の主は母さんだった。

母さんは泣いて

父さんは

ただ震えを隠しているのが見える。