「美紗、起きなさい!」

「うん…」

カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。

「ゲッ…(・・;)」

7時30分

「遅刻だ!」

私は布団から飛び起き急いで準備をした。

「いってきます!」

家から最寄り駅までは急いでも15分はかかる。

「やばいよ…」

カンカンカンカン

「ちょっと待って!」

ドンッ

「痛ッ…」

「ごめん…大丈夫?」

運転手だった。

「大丈夫です…」

「よかった…じゃ、俺はこれで。」

「はい……」

この瞬間………
私は一目惚れをした。