「美羽?!」 「お母さん…」 「目を覚ましたのね…」 「お母さん、私を…産んでくれ、てありが、とね…」 「何言ってるの」 「遥香…、いつも仲良くして、くれてありがと、これか、らもずっと友達だよ、」 「莉都、私を好きになってくれ、てありが、と。とても幸せ、だった、よ」 「これからもだろ?」 私は首を横に振った。