「莉都、ごめん。私早退するね 」



「なら、俺も早退する」


「ダメだよ。莉都は学校にいて私の分まで頑張って?」


「……わかった。」



ふぅ、よかった。


「じゃあね。」



「おう、気をつけてな」


そして、わたしは莉都に手を振り病院へ向かった。