その次の日だった

『太河!?それどうしたの!?』

「ん、いやちょっとな…」

『ちょっときて!』

太河の右腕は包帯でぐるぐる巻きだった

HRが始まる時間だったけど
太河を連れて空き教室に入った

『どうしたの、これ?』

「…転んだだけだ」

太河、嘘ついてる…

太河は嘘をつくとき必ず首の後ろを触る

…わたしに言えないこと?

1番に思い浮かぶのはストーカー…