『今日、転入してきた佐野翡翠くんだよ!』

「ああ、確かに2年の女子が騒いでた、
イケメンがきたって」


…もう、そんなに人気あるのかあ


『…頑張ろう!』


「あ、そうだわ瑠璃
一つだけねいい忘れていたことがあるの」

『え?なあに?』

「人はね、決して運命の人が
一人だとは決まっていないの」