「ん?瑠璃なにしてんの? 帰んねぇのか?」 『あ、太河! ううん、お兄ちゃん待ってるの!』 「ふーん、じゃあ俺もいる」 『え?なんで?』 「もう暗いし、瑠璃になんかあったら 雷さんに怒られるからな!」 『えー、なにそれ! …でもありがとう…』 なんだかんだ言って優しい太河 そんな太河が友達でよかった でも友達としてみれなくなるのは もう少し先のこと……