「瑠璃(るり)〜?そろそろ起きなさ〜い」

『あ、はーい!』

ママに呼ばれて制服に着替えて一階に下りていく

「あら、おはよう。

いつもあと5回は呼ばなきゃ起きないのに!」

珍しいわねって笑うママ

『わたしだってたまには早いもん!』

「瑠璃っ!おはよう!会いたかったよ!」

『お兄ちゃん、朝からうるさい!』

部屋の端っこでいじけたお兄ちゃん

「ははっ、そんなに雷(らい)を苛めてやるな。」

笑いながら新聞を読んでるパパ


こんな普通の楽しい家族が大好き

だけどわたしの家系は普通じゃなかった