びびってしまったのか泣き出した
まりあちゃん、それを取り巻きの女子が慰める


そんなことお構いなしにわたしの手を掴んですたすたと歩き出した佐野くん


『あ、あの佐野くん』

「学校案内たのむ」

手を繋いでいることになるわたし達

今更緊張してきたっ!

どうしよう!?