『自慢?
まりあちゃんは自慢するためだけに
佐野くんが欲しいの?』

「そ、そうよ?」

『…ふざけないで。』

自分でも低い声がでたことにびっくりした

『佐野くんは宝石みたいに
自分を目立たせるための飾りじゃない。』

「っ!」

『そんな私欲のために人を使って人を
人として見てないまりあちゃんに佐野くんの学校案内を代わるなんて出来ないよ。』