「翡翠を…よろしくね!!!」

『へ?』

「怒られると思った?ふふ、そんなわけないわ」

「あの子は、よく我慢しちゃうし、いろいろ大変な事はあると思うけど翡翠をこれからもよろしく」

すこし目を潤ませて言ったリンさん

『も、もちろんです!!!!世界一しあわせにしてみせます!!』

「ふふ、頼もしいわ」

わたしの頭をひと撫でして笑ったリンさん

『あの、翡翠には会ってあげないんですか?』

「行かないわっ、だってあの子お墓参り来てくれないんだもん!!」

「…なんてね?もう、瑠璃ちゃんがいるからあたしは必要ないわ」

『リンさん…』

本当は会いたいんだろうなあって直感で感じた

「あたしはずっと二人のこと見守ってるわ。別れたら夢にでてやるんだからっ!!」