『翡翠も海で夕日見たことあるの?』 「うん、あるよ?俺が転入する前日に 見に行ったんだ」 『ええっ!?じゃあ、あれって…』 「…ん?どうしたの?」 『わたし、その日翡翠みたよっ!』 後ろ姿だったけどね。 瑠璃がそう言ってしまうから運命の人ってのも信じてみたくなる 「そうだったんだね」