ジュエリー




『わたし、怖かったんだから!』

「ははっ、ごめんね、でも可愛かった」

八重歯がでた笑顔でわたしを見る

『…ん』

なんだか負けた気がする

「あ、上田が来た。俺、係員に絆創膏もらってくるね」

一人にならないように、大河がくるまで
待っててくれたのかな

その気遣いだけで心があったかくなる