「ちょっと、聞いてんの!?」

『はひっ!』

「…っち、もういいわ。あんたどうせ
明日の土曜日ヒマでしょ?

ショッピング行くわよ、付き合いなさい」

『…明日はゆっくり寝ようかと…』

「は?文句あるわけ?」

『……滅相もございません。
連れていってください。』

「…じゃあ、明日駅前に10時ね」

そういって一方的に愛美は電話を切った