俺はすぐに瑠璃のところに走った 「瑠璃っ!大丈夫か!?なんかされたか!?」 カタカタ震えている瑠璃は自分を抱き締めるようにしてへたりこんでいた 『太河あ…、怖か、ったあっ!』 そういうと俺の胸に飛び込んできた 俺はそれを愛おしく思い、強く、強く抱き締めた 「一人にして悪かった」 そう言って頭をなで続けた