2人で暗い道をいつものように帰る


今からストーカーを捕まえるという緊張か
それとも瑠璃と手を繋いでいる緊張か…

どちらかわからないほど心臓が激しく
音をたてている


「瑠璃、頑張ろうな。
もう少しで解放してやれるから…」

『うん、ありがとう。
太河がいてよかった、』

その言葉は俺のエネルギーとなる