ある日俺宛に遺書が見つかったから取りに来てくれって
連絡が元カノの父親から連絡が入った。
俺は無我夢中に走り元彼の実家へ向かった。

そして元カノの父親に遺書を手渡された。

遺書には…

傷つけることで別れるって方法しか選べなくてごめん。
でも私が苦しんでるところはあなたには見せたくて、
こうするしかなかった。

あと私のことは忘れて…。

あなたは優しい人だから、他の人にその優しさを分けてあげて。
って書いてあった。

これを見たとき後悔の嵐だった。もう自分がバカに思えて仕方なかった。
あの時、俺はなぜ無理にでも彼女の側にいなかったんだ…。
俺は自分を責め続けた…。

元カノのことが忘れられない。

「あと私のことは忘れて…。」

遺書通りに守れなくて
ごめんよ……。