「そっか。なんか、前より吹っ切れた顔してるね。良かったよ、君の笑顔がまた見れて」 暗がりの中うっすらと、あなたが微笑んでるのが見える。 「じゃあ…行こうか」 まっすぐ前を向き直り、決意をにじませた力強くてだけどやっぱり少し柔らかな声で呟いた。 きっと大丈夫。 私は返事の代わりに繋がれた右手をぎゅっと握り締めた。