新月の夜に





街灯の明かりも月の光もない、真っ暗で永遠のようにつづく道。




まるで私たちのこれからの人生を表してるみたい。











「家族や友達にも、きっともう会えなくなる。それに……新しい場所に行っても、“自由”はないかもしれない。」




「そんなの、承知の上ですよ。」







あまりにも怖い顔をして言うものだから、少しだけ笑ってしまう。