それでさっき言った、わたしの

付き合ってる人。

名前は、橘 優斗 (たちばな ゆうと)

私の彼氏。そして同じクラスメイト。

ちなみにアイツとは別のクラス。


私が、アイツに彼女ができたってきいて

落ち込んでたときに、

優斗がずっととなりにいてくれたの。

それで色々話きいてもらってて。


「俺のもんになっちゃえばいいのに」

「え?」

「俺はお前を泣かせねぇ」

「急にどーしたの?」

「あーもぅ まだわかんねぇの?」

「え、ご、ごめん!」

「いゃ、いいんだけどさ鈍感だよなお前」

「どうゆうこと?」

「お前が好きなんだって。」

「今、え?なんて、いった?」

「だーかーらさ、好きなんだよ」

「うそ、でしょ?」

「ほんと。俺と付き合って。」

「でも、わたし、」

「分かってるよ。けど絶対俺の方に
振り向かせるからさ。」

「わかった。よろしくお願いします」

「まかせとけ。」

そのまま教室で抱きあった私達。




それを見ていたアイツに気づかなかった

私はどれほど馬鹿なんだろう。