君に捧げる恋歌




彼は私の返事を聞かずに、私の手を掴み勢い良く公園を後にする。


私は何も言うことが出来ずにただ彼の後ろを着いて行くだけ。


だが彼は一向に私の手を離してくれない。


まぁ、それはそれで心地よくていいんだけど。


「あのー、一体どこに?」


「もう着く。」


それだけ答えて後は何も言わない舜。


もう着くって一体どこに。


大きい道路から、見知らぬ道路へ進み次はビルとビルの間にある狭い隙間を体を縮めて奥へと進む。


彼の背中が広くて前が見えなく、前に何があるのかもわからない。