顔も知らない貴方へ



「うん........そうみたい!!」


私は笑顔でそう答えた。


「うわー!すごい!!
俺凄すぎる!
世の中いっぱいの人がいる中で、
梓ちゃんって!」


かなり興奮した様子でそう話す
恵太くん。


「本当凄いよ!
私メアド見たとき、心臓止まるかと
思ったもん!」


私が携帯を握りしめながら
そう言うと同時に、
恵太くんの大きな手が私の手を掴んだ。


「俺、今まであんまり信じてなかったけど、今運命ってあるんだなって感じた。
梓ちゃんは、俺の運命の相手だよ。」


急に真面目な顔でそう言う恵太くんに、
私は思わず笑ってしまう。


「恵太くん、キザすぎるよ!」