ひらっ。

何かが枯れ葉の様に舞った。


「美森へ。」

手紙が入っていた。


「美森元気?
久しぶりに3人ではしゃげてぇよ。
美森がいないと盛り上がんねぇ。

でもな、夢由亜に彼女ができたんだぜ。
俺はまだだけど。
夢由亜はなんかナンパした人が
うちの学校の1つ下だったらしい。
そんで付き合うことになったんだとさ。

そっちは父様と仲良くやってるか?
変な男に吸血されないようにな。
父様によろしく言っといて。

俺もそのうち魔界に帰るよ。
その時は夢由亜もつれてく。
じゃあまたな。」

月希からの手紙だった。
よく見るともう一枚入っていた。

「美森!久しぶり!
俺に彼女できたんだぜ!
なぁどう思う?多分月希からの手紙に
書いてあったと思うけどさ。

俺たち元気だから心配すんなよ!
いや、心配してほしい。

ってことで今度月希に頼んで
魔界連れてってもらいます!

初めての魔界だぜ!楽しみだなぁ。
瑠薔薇にも久々に会いたいしな!

担任変わったんだぜ!
誰でしょうか?
答えまってるぜ!」