愛羅「まず、その長くて美しくて男を寄せ付けてる髪を切ろう!短い方が似合わないと思うし。」
美森「や、やめっ、やめて!」
留美「はい。ハサミ。」
愛羅「ありがとう!」
美森「い、いや!いやーー!!!」

そんな声は誰にも届かず腰まであった髪が肩までになった。ずっとのばして、手入れしてきた髪が一瞬で切られてしまった。

愛羅「髪切ったらシャンプーしなきゃいけないよね。はい水。」

バケツにたくさん入った水を思いっきりかけられる。傷口にしみる。

美森「うぅぅぅ。痛い。」
愛羅「もっと痛くしてあげるよ。満足できないもん。この恨みはらすまで。」
美森「私、なにかした?」
留美「せっかく男好きって呼んであげてるのにわからないの?」
美森「私は男好きなんかじゃない。」
留美「そう言うと思った。ね、」
愛羅「うんうん。予想通り。」
留美「最終兵器だします?」
愛羅「出すかー。」
留美「おい!出番だぞ!」

目の前に気持ち悪い男子たちが寄ってくる。

男A「ごめんね。えへへ。僕、愛羅ちゃんと留美ちゃんに頼まれて君にいたずらしなきゃいけないんだ。でへへへー。すぐ気持ちよくしてあげるからね。」

最後のフレーズで、すぐわかった。今私はとっても危険な状況にいるんだ。怖い。怖い。