「なんか、よくわかんねぇけど………終ったら全部話せよ」
そう言って、玄関を出ていくハヤテ
「何も聞かずに、やってくれるんだな」
『……父さん…』
「いい友達じゃないか。」
「社長、そろそろ」
「おねがいします」
ピンと張り詰めた空気
「にぃー、おけが、しないでね」
『カナデ……』
玄関の外に待ちぶせていた舞さんと奏
「ちゃんと、帰ってきて」
マイさんも心配そうにケンさんを見る
「大丈夫。ナギちゃん連れて帰ってくるよ」
さて、元気ももらったことだし。
行きますか。
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