「アイツらクソ、一緒にいたくねぇ。」 『俺も同感だわ……くっそー、メガネも濡れてるし………』 メガネをとって、吹いた髪の毛をまとめて結くと、目を見開いた颯がいた。 『………?なんだよ』 「…………お前、イケメン………」 『はっ!?どうした突然!』 わけのわからない颯を放置して、会社に行くために車を呼んだ。 「…………風邪ひくなよ。」 『ありがとう。じゃあな!』