「ほ~ら~。早く廊下に並んで体育館にいくぞ~!」

そう言いながら顔だけ出して言って来たのは担任だと思われる先生だ。

いよいよ、入学式。あたしは、別に緊張しない。だって、新入生じゃないもん 笑

「あ、はるかの隣だ~!やったね!」

「ホントに!?うれしい~!!」

隣は、心愛だった。嬉しくてずっと話してそう 笑

座って入学式始まるまで心愛と話してたら向かいの先輩と目が合ったらその先輩顔を赤くして目をそらして友達と話し始めた。

「ねぇ、心愛。あたし、さっき向かいの先輩と目が合ったんだけどその先輩が顔を赤くして目をそらされた。なんでかな?」

「そりゃあ、はるかが可愛いからに決まってんじゃん!」

「え?あたし、全然可愛くないからね!すっごい、ブス!」

「あ、もしかして。はるかって鈍感で天然だ。こりゃ、大変だ。」

そう、言ってた心愛なんて無視して前を向いて入学式が始まるのを待っていた。