ピピピピピッ……

うるさいなぁ~。もう、朝なの~泣

バシッ!!

あたしは、目覚ましを止めてベッドの上に座り欠伸してボーッとしていた。

「う~ん。まだ、すごい眠い…」

そう言いつつもベッドから降りて制服に着替えてリビングへ向かった。

「お母さん、おはよう~。」

「あら、やっと起きた??早くご飯食べて学校に行く準備でもしなさい。」

「はいはい。わかりました~。」

ご飯を食べて洗面所に向かい顔を洗い髪の毛を整えてお化粧もほんのりしていつでも行ける状態だった。

「あれ?はるか、起きるの早いな。」

「まあね。えらいでしょ~?笑 」

あたしのお兄ちゃんが起きてきた。名前は、櫻井和哉<さくらい かずや>。大学2年生で世間でいう"イケメン"なんだって!信じらんない!笑まあ、置いといて。

「まあな。早く学校行かねぇと間に合わねぇよ?」

「あ!ホントだ!んじゃ、いってくるね!ばいばい!!」

「んじゃ、お母さん。いってきま~す!」

そう言って、家を出た。