あれから数日が経った



「今回結構落ち着いてるね?璃愛も強くなったもんだ!」


この子は私の親友

瑞原ほたる( 15 )

学校は違うけど毎日遊んでるし

背が高くてスタイル抜群で人気者な

自慢の親友ちゃん♪


私は篠原璃愛( 15 )

ほたると比べて背は低いし

ブスだし性格だって良くない

この前だって振られたばっかだし



「ほら!でももう夏休みじゃん?海でも行ってかっこいい彼氏作るんだから!」


「え〜、璃愛はほたるみたいにスタイルも良くないしー…」


「はぁ?お前それ嫌味だよ?可愛いんだから自信持って!てかモテてるの少しくらい自覚してよね!」




この時の私は恋愛なんてする気

これっぽっちもありませんでした

もちろん

どんなことがあるかなんて

何一つしりませんでした