―――――ありがとうございました!!!
練習が終わり、部員たちはいつもさっさと帰ってしまうので、体育館にはわたしと須永が2人きりになった。
シュート練と言っても、マネのわたしには何もできない。
ただ、見てるだけ。
でも、須永のシュートはいつ見ても綺麗で、
思わず見惚れるくらいだった。
彼が軽く決めるレイアップは、
まるでボールがゴールに吸い込まれるようで....
「奈都ちゃん。」
つい、須永のシュートに見惚れていると、
急に名前を呼ばれた。
「ん??なに?」
あのさ、と言葉を詰まらせる須永。
どことなく、真剣な顔をしている。
そして須永は言葉を発した。
「次のシュートが決まったら、俺と付き合って下さい。」
「えっ....!」
わたしが驚いているうちに、須永はすでにボールを持ち、スリーポイントのライン上に立っていた。
練習が終わり、部員たちはいつもさっさと帰ってしまうので、体育館にはわたしと須永が2人きりになった。
シュート練と言っても、マネのわたしには何もできない。
ただ、見てるだけ。
でも、須永のシュートはいつ見ても綺麗で、
思わず見惚れるくらいだった。
彼が軽く決めるレイアップは、
まるでボールがゴールに吸い込まれるようで....
「奈都ちゃん。」
つい、須永のシュートに見惚れていると、
急に名前を呼ばれた。
「ん??なに?」
あのさ、と言葉を詰まらせる須永。
どことなく、真剣な顔をしている。
そして須永は言葉を発した。
「次のシュートが決まったら、俺と付き合って下さい。」
「えっ....!」
わたしが驚いているうちに、須永はすでにボールを持ち、スリーポイントのライン上に立っていた。

