立っていることも出来なくて、 目の前が回って見えた。 涙が止まらなくて…、 心臓がドキドキした。 お父さん宛の手紙も読んだ。 吐き気がした。 本当に体中から嫌な汗が溢れ出る感じだった。 信じていたものが、 大切なものが私のなかで崩れるようだった。 お姉ちゃんに会いたくて、 姿を見たくて 自然とあたしの脚はお姉ちゃんの部屋に向かった。 そこにいる気がしたから。 そこからは途切れ途切れにしか覚えてないの。