ケンと執事はゆっくりと視線をアンに向ける。 アンは絞り出すように続ける。 「私はーー 王国も伝統も国民も王子も 裏切ることは出来ません………」 そう言うと顔を上げ 「イワン王子の その気持ちだけで充分です」