禁断の恋は儚くて…

小説を読んでいるとだんだんと睡魔に襲われる


やっぱり眠たくなる


私はいつのまにか机にうつ伏せになっていた














「相沢さん! 起きてください!」


何時間たっただろう


私を呼ぶ声が聞こえた


私は寝ぼけた状態のまま体を起こした


「ここは?」


「図書室ですよ」


先生の顔がドアップにあり私は一気に目が覚めた


「私いつの間に…」


外を見ると真っ暗だった


「起こそうと思ったけど寝顔があまりにも可愛かったから」


えっ?


寝顔が可愛い…?


私は体の熱が上がった気がした


この先生何言ってんだ?


とりあえず寝顔を見られたことだよね…


「あの、私帰ります! なんか色々とすいません! さよなら!」


私は恥ずかしさのあまり図書室を飛び出してしまった


てか、何熱くなってんだ私…


バカみたいだ


私は急いで家に帰った