絶対片想い






「栄井!」




「たっけー

どしたの?」



「今日部活休みでさー

一人で帰んのとかむなしーし、

駅まででも一緒に帰ろーぜ」




「う、うん!」




恥ずかしくて言えないけど

何回か妄想したことあるような


シチュエーション


だめだ、


少しさぶくなってきた秋の風と一緒に


どんどん思いは積もる積もる


積もっていく、