周りで拍手が湧き上がっていた。


何発も連続で打ち上げられ、空いっぱいに咲かせているはずなのに……


涙で滲んであたしにはよく見えなかった。



「お譲ちゃんもおいで」



救急車の人に連れられ、キミと一緒にあたしも乗る。