「そういえば、なんで俺だって気づいたんだ?
もう何年もたってるのに・・・」



「ん?だってお前、顔あんまり変わってね~もん」



「え・・・?」



「なんつ~の?童顔?」




「あのな・・・」



「あ!そろそろ帰らね~と!
見たい番組が始まっちまう!じゃあな!」



「あ・・・あぁ・・・じゃあ・・・」




俺は大樹の後ろ姿を見送り
しばらくして、自分の家に向かった。




昔の早乙女さん・・・昔の俺・・・