「大木先輩、送ってくれて本当にありございました!」



「どういたしまして、あと、俺の呼び方、学でいいからさ」



「でも・・・」



「これは、先輩からの命令ね?」




「え・・・、は、はぁ・・・・じゃあ、学先輩・・・」




「うん!じゃあ、また明日!」




「はい!おやすみなさい!」




その数日後、花梨が生徒会のメンバーになる事は
まだ誰も知らなかった。