「ん・・・?あ!ごめん!」



そう言うと大木先輩は私を離した。




「あ・・・ありがとうございます!!」




「いや・・・とうぜんだよ!それに・・・」




「・・・え?」




「いつも生徒会長に女子には優しくしろって言われてるし・・・
生徒会長、結構ワガママな人でさ~
いっつも何かにつけて文句言ってるんだよな~」



「そういえば・・・大木先輩の部活って・・・」



「まぁ・・・生徒会だけど・・・」


そういえば・・・、お兄ちゃんが生徒会に入ったって言ってた・・・