学校の第一音楽室




「う~ん、やっぱり壊れてますね~・・・」



「そうですね・・・まぁ
かなり昔からのピアノですからね~」



「ですね~・・・」



二人の先生のうち一人が
ピアノの鍵盤を押してみた。



ポロン・・・ポロン・・・。




「所々ならない鍵盤がありますね~・・・」



「しばらくは、第一音楽室は使えませんね・・・」




「ですね~・・・」



「・・・・・・」



「・・・・・・」




その日以降、百合愛は第一音楽室に近づかなくなった・・・。